コントラクト:5♠x
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・「2♠!」
最初に口を開いたパロットが叫びました。
ペッケンロスは燦然と輝く♦のスーツから顔を上げ、
「ウィーク2ですか?」と呪術医の方を向いて尋ねました。
呪術師は肩をすくめて、
「ストロング2を使っています」と答えました。
・ペッケンロスは5♦とオーバーコールし、
・パロットはすぐに5♠とビッド。
・Eの席にいたトビアス修道士が
ダブルを掛けました。
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・ペッケンロスは♦Aをリードし、
最初のトリックを勝ちました。
・罠猟師が♦Kを続けると、
トビアス修道士は♣を捨て、
パロットはラフしました。
・ハンドからのトランプリードで、
ダミーの♠Kはダックされましたが、
・パロットは♣Aでハンドに戻り、
・切り札狩りを続けました。
・トビアス修道士は切り札の♠Aで勝った時、
黒いスーツを出さなければならず、
・パロットは残りカードの勝ちを宣言しました。
最後のラバーが終わり、パロットはマスクを外して、
「エースでラフ!、エースでラフ!」と叫びました。
「ハッ!」
「パロットの言ったことは、このケースでは正しい」
とNに座る呪術医は叫び、トビアス修道士の方を向きました。
「♦の2枚目を♠Aでラフし、♣をプレイすると、
デクレアラーがダミーの切札♠Kで勝った後、
ダミーからリードするしかなくなる」
トビアス修道士はぼんやりと目の前を見つめていました。
「♠Aでラフ?」
信じられないことに、どうやら呪術医の言う通りだったようです。
デクレアラーはダミーから♥を出さなければならず、
次のトリックはEの♥ラフになり、1ダウンです。
ペッケンロスは唸り声をあげ、体を揺らしながら立ち上がりました。 そしてパロットが
「君が来てくれて本当に楽しかったよ!」
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