Part2 アフリカでの幕間
 Part2-9 パロット(オウム)の反省(3)

パートナーが再び変更です。
下図がこのラウンドの最後のボードになりました。

 Love all
 Dealer South


コントラクト:6
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・オープニングリードは♠K
 呪術医はダミーが開かれた時に、乱暴に6
 リビッドしたことを後悔し、
 ♠Aで勝ちました。
・次に♣8をハンドでラフ、
・切札のKでダミーに入り、
・♣Kをハンドでラフしました。
9でダミーに戻り、

Jをリードし、Eが欠けているKと
 の両方を持っているように祈りました。
 EはKをカバーし、
 ハンドのAで勝ちました。
 Qのカードはまだ残っています。
・呪術医は次に2を出し、
 Wは7、ダミーからはT、
 そしてEのQが勝ちました。
・Eのルーク修道士が3を続けると、
 呪術医は巧みに6でフィネス。
 パロットがショーアウトした時、勝ち誇ったよう
 な笑みを浮かべました。

・「ダミーの2枚の♠はで捨てます」と
 呪術医は残りのカードをオープンしました。

パロットはすぐにポストモーテムを始めました。
「この愚か者!」彼は叫びながらテーブルの端に飛び乗りました。

ルーク修道士は、隣のテーブルのプレーヤーたちが彼の方を向くと顔をしかめ、
のリターンは、良くない」と指摘しました。 「ディクレアラーは9でを1枚ディスカード
 できます」
「さらにラフアンドディスカードできれば2枚目のも捨てることができます」


「2回目のをダックしていれば、何も自分からリードする必要はなくなる!」と
 オウムが金切り声で言いました。
「2回目のをダックする?」とルーク修道士。
「ああ、なるほど、2枚のがまだルーザーだ!」
「ダブルダミーだ!」

「この時点でハンド全体がダブルダミーだ」と
オウムは指摘しました。
「ディクレアラーは♣を持っていなかった。
 ♠は最大3枚、は最大6枚、は最大4枚。
 3-6-4-0のハンドだった」

「ポストモーテムでこれらのことを指摘するのは
簡単だ」とルーク修道士。
「しかし、プレイ中はそれほど簡単ではない」
「ほら、最後のハンドを見て!」
「EWは、この6のコールドスラムで3点取っているよ」

呪術医は嬉しそうに椅子に座った。
あと3回。
今ならきっとこのイベントに勝てるし、それに伴う名声も尊敬もさらに高まるだろう。