Part2 アフリカでの幕間
 Part2-9 パロット(オウム)の反省(2)

パートナーが変わり、パロット(オオム)はエル-ジェム夫人とペアになりました。

 Game all
 Dealer West


コントラクト:6NT
=====

呪術医が持つ4つのスーツは、すべてリードするのに魅力のないカードでしたが、
「アフリカで最も優れたオープニング リーダーとして、またしても素晴らしいリードをするよ!」
と言いながら、

2をテーブルに置きました。

ダミーが開かれると、パロットはくすくすと笑いました。
「確かに、君のリードは本当に私を困らせるよ!」と彼はガーガーと鳴きました。

・「Qを出して」
 ダミーが最初のトリックを勝ちました。
・続いてダミーから2を出しました。
 Eはショーアウト。
 パロットは即座に状況を理解し、ハンドから
 Tを出しました。
 WはJで勝たずに、Tに勝たせました。

「ハァッ!」と呪術医は、このプレーを大いに面白がって高笑いしました。
軽蔑のしぐさで、パロットのに勝たせました。

この時点では、もうスラムをメイクする見込みはありませんでした。
パロットは、Wはせいぜい2枚♠3枚♣しか持っていないと考えました。
それで、Wの黒いカードを取り除き、4ラウンド目のでWはエンドプレーになるはず。

・パロットはトップの♣を3枚キャッシュ、
 Wは第3ラウンドの♣ではを捨てました。
・続いて、トップの♠2枚をキャッシュ、
・その後、Kを取り、
QはAでオーバーテイクしました。
・次に、呪術医はJで勝たされました。

パロットにとっては残念なことに、呪術医はをもう1枚持っており。エンドフレーを無事に回避できました。

・Eは♠Jをリードし、
 Wはこれを♠Qでオーバーテイク、そして
・エスタブリッシュしている♠を2枚取り、
 6NTのスラムは3ダウンになりました。


「私の素晴らしいリードが分かったかな、相棒?」と呪術医は高らかに言いました。
「他のリードなら、ハンドのを取り、
 ダミーにエントリーを作るために、
 Q,Jに向けてをプレーするでしょう」

「それがポイントよ」とエル-ジェム夫人はパロットを睨みつけながら叫びました。
のリードの後でもそうすべきよ。
 Aでリードを勝つの!
 それからを取るエントリーを作りに行くの!」

「ああ、そうだね」
「素晴らしいプレイだよ」
とパロットは返事しました。

「とんでもないオープニングリードで、
 が 4-0 でなければ、オーバートリックが手に入
 ったよ!」
「そして君はすぐにオーバートリックを取りにくることを期待していたんだ!」
「そんなプレーできないよ」

エル-ジェム夫人は腹を立て、ハンドバッグに手を伸ばし、耳の後ろにもう少し香水を付けました。
「パートナーに失礼なことを言う必要はありません。ただあなたが間違ったことをしただけなのですから」と言い返した。

パートナーシップは再び変更され、次がこのラウンドの最後のボードとなります。