Part2 アフリカでの幕間
Part2-7 オコク夫人の評価(2)
小屋の反対側の端では、ムボッチ(タンザニアの都市)と魔術師が、エルジェム夫人とルズボト夫人という老夫人と対戦していました。
Game all
Dealer West
「このダブルは何ですか?」と、マンゴーの香りを四方八方に漂わせながらエルジェム夫人が尋ねました。
ムボジ(タンザニア)は以下のように答えました。 「ペナルティダブルです」 「我々は3♥までが競り合いのダブルです」 ・ムボジは♦Aをリードし、 ・次のトリックで♣Qにスイッチしました。 エルジェム夫人は♣Aで勝ち ・次にエルジェム夫人は♥Aをキャッシュ、 ・そしてトランプのAでダミーに移り、 ・♥を出してハンドでラフ、 ・続いてトランプのQでダミーに入り、 ・♥をハンドで2回目のラフと続けました。 ・次に♦のラフで再びダミーに入り、 ・♥をハンドで3回目のラフをしました。 これでダミーの♥がエスタブリッシュしまし た。 |
・2回目の♦のラフで再度ダミーに入り、 エスタブリッシュしている2枚の♥を取り、 エルジェム夫人は 12トリック、6メイク を宣言しました。
「蛇神よ(アフリカ起源のヴードゥー教の神)、
このペナルティダブルは一体何だ?」 とムボジは激怒しました。
「あなたがオープンして、私は13ポイントと
魔術師は以下のように主張しました。
「他のテーブルではおそらく6♠をビッドして いるでしょう」 「我々は、6♠の1430点ではなく 3♠x6メイクの1330点を失うだけで、 3IMPを獲得できます」 「もしあなたが♦Aで勝った後 ♦を続けてプレイしたり、 2トリック目が切り札の逆狩りだったら、 6メイクできません」 とエルジェム夫人は言いました。 「♥をセットアップするには1エントリー 足りません」 |