Part1 流行りや巧妙な仕掛けに惑わされないで

 Part1-5 ブリッジテーブルには4つのサイドがあります
暗記プレイヤーにとって迷惑かもしれませんが、このような人は 自分のハンドをプレーします。
そして自分のハンド以外には何もないかのようにプレーします。

彼にはパートナーがいて、そのパートナーも13枚のカードを持っているという事実を まったく気にしていません。

このような人は14ポイントあるハンドでもオープンしないかもしれません。
(見た目が気に入らなかったんだよ!)


また、10ポイントのハンドをオープンするかもしれません。
(普通はビッドしないんだけど、 が非常に良かったのでね!)


あなたは不幸なパートナーとして、 21ポイントのハンドを1Hでオープンしたとしましょう。
そして次のラウンドでジャンプする心算でした。
しかし、次のラウンドありませんでした。
何故ならそこに居るOld Bullhead(頑固者)は7ポイント持っていてパスしたのです。
(フィットするスーツがあるように見えなかったんだよ!)


あるいは、彼が長いスーツを持っている場合、あなたが非常に長くて強いスートで コントラクトを取ろうとしても、彼は譲らないでしょう。

自分のハンドにある6枚のソリッドなは、パートナーにある8枚のソリッドな♠よりも はるかに優れていると考えています。
それは、特に自分がでプレーすることは、それ自体で2トリックの価値があることを 誰もが知っていると考えているからです。

私はそのようなパートナーが服従するのを一度だけ見たことがあります。
それをするには少し大胆なcoffeehousingが必要でした。
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coffeehousing(コーヒーハウジング)」とは、
ボードゲームやカードゲーム(特にコントラクトブリッジなど)において、 対戦相手を心理的に混乱させたり、誤った判断へ誘導したりするために行う 「意図的なおしゃべりやハッタリなどの心理戦」を指す言葉です。
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ビッドは以下のように進みました。
 S (頑固な友人)  N
  1H     1S
  2H     2S
  3H     3S!
  4H     4回目、4Sをビッドします

私はこのタイプのプレイヤーを頑固で厄介と表現してきましたが、 おそらくあなた自身は何も認識していないでしょう。

しかし、私たち全員に多少の頑固さはあります。
私たちは皆、自分の13 枚のカードをデッキ全体であるかのように プレイしたり、ビッドしたりする傾向があります。

典型的な状況を考えてみましょう。
次のハンドを持った時、あなたはどうしますか。


いや、普通のハンドですよね?
表面上は10ポイントと計算されますが、 その一方で、13 枚のカードのうち 11 枚が確実にルーザーのようにも見えます。

そして、多くのプレイヤーはカードをソーティングし、ぽかんとあくびをして、
「さあ、さあ、誰のビッドの番ですか?」
と言うでしょう。
これは早く終わらせたいハンドを持っていることをテーブルにいる全員に伝えているのです。

しかし、このハンドをもう一度よく見てみると、 パートナーがビッドするまで、 正しく評価できていないことが分かります。

パートナーが何かビッドすれば、この何でもないハンドが突然まともに見え始めます。
パートナーが1Sとビッドすれば、ハンドは非常に強く見えます。
そして、パートナーがストロング2でオープンープすれば、 あなたは強力なハンドを持っていることになります。

トーナメントでこのハンドがSにあって、 ビッドは次のように始まりました。

  E   S   W   S
  1H  P   2H  Dbl
  P   ?        

この時点で、 Sはこれまで悲観的に考えていたハンドについて、 完全に再評価する必要に迫られました。

ビッドが終わると、EとWはをたくさん持っていて、 それ以外はほとんど何も持っていないことが明らかになりました。

Sのは1枚です。
敵がを何枚持っていようと、 負けるのは1つだけというのは確実です。

Sの次の問題は、パートナーが何を持っているのかを見極めることでした。
このビッドの段階で、Nに16ポイント有り、と考えました。

論理は単純です。
1の代のダブルは少なくともオープニングビッドと同等、つまり約13ポイントを示します。
したがって、Nの2の代のダブルは、少なくともオープニングビッドより1トリック多く勝てる、 つまり約16ポイントであるはずです。

これでNのハンドに16ポイント、自分のハンドに10ポイントです。
従ってゲームはありそうです。

Sに残された問題は2つ。
1つは、1巡目でパスしているけども、強いハンドであることを Nにどう伝えるか、
2つ目はNのベストスーツが何かです。

Sのハンドをもう一度見て、彼のビッドが分かるかどうか考えてみてください。

彼のビッドは3Hです。
もしあなたがこれを正しく理解できたら、 あなたは稀にみる素晴らしいブリッジプレイヤーです。
3Hというそのビッドはまさに一流のものです。
Nはそれを強さと捉え、♠をビッドしました。
Sはゲームにレイズ、そしてコントラクトは簡単にメイクしました。
4つのハンドは次のとおりです。

  E   S   W   S
  1H  P   2H  Dbl
  P   3H  P   3S
  P   4S//

このハンドの教訓は多岐にわたります。
不利なビッドの流れに直面していて、 期待できないカードであっても、彼我の強さのバランスを保つ要因になりうるというこです。

しかし、もしSが先を見通せない典型的なプレヤーであったら、 積極的な行動をしなかったであろうし、 その結果、ゲームには辿りつけなかったでしょう。