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神子が謎の言葉を残して去った後、鷹通さんは悩みます。 「竹下って誰? いや、それより、あの言葉の意味は??」 悩んだ鷹通さんは、友雅さんに相談。 でも、さすがの友雅さんも、これには首をかしげるばかり。 やはり、直接本人に聞くほうがいいだろうということで、 鷹通さんはあかねちゃんをみつけて声をかけます。 「神子殿...」 すると、さきほどの失態の後だけに さらに頭に血がのぼってしまったあかねちゃん、 「は、恥ずかしい!!」と言いたかったのだけど、 「は、は、は、は....」 「は?」と鷹通さん。 「は、は、はらたいらに全部!!」と叫んで 走り去るあかねちゃん。 またしても謎の言葉と共にとりのこされた鷹通さんの 困惑は深まるばかりなのでした。 |
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このマンガのネタは、昔TVで一世を風靡した「クイズダービー」という番組です。 「クイズダービー」を知らないという方の為に、ちょこっと解説。(^^) 「クイズダービー」というのは、大橋巨泉さんが司会をしていた視聴者参加型のクイズ番組でした。 クイズに答えるのはタレントや有名人からなる解答者で、 視聴者は誰が正解するか予想して、持ち点を賭ける形式になっていました。 解答者には、正解確率を予想して倍率が決められ、 問題ごとに、それぞれの解答者の倍率が発表されました。 その時の司会者のセリフが「倍率ドン!」。(^^) そして、解答者の中でも、漫画家のはらたいら氏と女優の竹下景子さんは 正解率が高く、 最終問題では「はらたいらさんに全部」とか、 「竹下さんに全部」と言って賭ける視聴者が多かったんです。 ちなみに大学教授の篠沢氏は、専門分野以外のことには めちゃくちゃ素人で、珍解答が多かったため、 倍率はすごく高いのですが、とってもリスクが大きくて、 いちかばちかの大勝負をする視聴者がやけくそでコールするのが、 「篠沢教授に全部!」だったんです。(^_^;) |