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・ふくろももんがとは?
・モモンガ
モモンガは、リスの仲間(ネズミ目リス科の哺乳類)で体長約18センチ (そのうち尾は11センチ)で体と手首の間にある膜をつかって空中をすべ るように飛ぶことができ、目は大きく夜行性で山林に住んでいるそうです。 ムササビと似ていますが、ムササビは「空飛ぶザブトン」モモンガは _ 「空飛ぶハンカチ」に例えられるくらい大きさに違いがあるそうです。 _ 種類はタイリクモモンガ(北ヨーロッパ・ロシア・朝鮮半島に分布、背中 は灰色から茶色、お腹は白)、アメリカモモンガ(見た目はタイリクモモン ガとほぼ同じ)、そしてエゾモモンガ(北海道にいてタイリクモモンガの亜 種)、ホンシュウモモンガ(日本特有で本州、九州に分布)があげられるそ うです。 _
・フクロモモンガ
わが家で飼っているのは「フクロモモンガ」です。上に書いたモモンガとは 種類が違い、有袋目双門歯亜目フクロモモンガ類フクロモモンガ科でニューギ ニア・南オーストラリアに分布しているそうです。グレーシルバーの毛並みと 頭から尾にかけて黒いライン模様そして名前のとおり雌のお腹にフクロがつい ているのが特徴です。もちろんモモンガですので皮膜をつかい空中を飛びます。 真っ黒の大きな目を持ち夜になると一段と大きくなります。耳は薄いけれど しっかり輪郭を保ち、前歯は一生伸び続けるそうです。手足の指は5本、上手 にえさを持って食べます。また爪は鋭くしっかりと掴まります。成長すると長 い尾を除いて12〜15センチになるそうです。・あき家のフクロモモンガ
昨年12月31日にまるばねさんより2匹譲り受けました。現在、生後4− 5ヶ月位で名前を、雄「ぬくぬく」雌「もみじ」といいます。大人しい「ぬく ぬく」と気が強くひとまわり大きい「もみじ」は仲のいい兄弟です。「2月7 日現在「ぬくぬく」は体長約23センチ、体重53グラム、「もみじ」は体長 約28センチ、体重62グラムです。(体長は正確に測れませんでした)
・住まい(飼育設備)
・生活環境
場所:南向き窓のそばにゲージを置いています。
暗く安心させるためいつもゲージを覆うように バスタオルをかけています。 ゲージ大きさ
高さx幅x奥行 900mmx340mmx400mm
餌箱・木・ペットボトル が必要
巣箱
・日常の世話
・そうじ
毎朝、床に敷いている新聞紙を取り替えます。1週間に1度ゲージの下の部 を水洗いします。 臭いもほとんどなくきれい好きなので巣箱はそうじしていません。(巣箱の中 にいれてあるタオルは、3週間に1回、水洗いします。) 部屋で遊ばせた後は、うんちまたはおしっこが2、3カ所あるのでティッシ ュでふき取りエタノールで消毒しておきます。
・好物(食べ物)
・えさ
基本的に必要な栄養は果物と蛋白質で75%対25%で与えるのがよいそう です。 _あき家では、りんご、みかん、ひまわりの種、くるみ、ヨーグルト、チーズ を与えています。あとは、そのときある果物や野菜、煮干、りすのまんま、は ちみつなどを与えています。
はちみつ、チーズ、くるみ、ヨーグルトは2匹とも大好物です!乾燥させたも のはあまり食べません。
譲り受けた2.3日は「もみじ」が怒ってばかりいたので、まるばねさんに 早く慣れさせるコツを聞きました。「おいしいものはこの手からしかもらえな い」と思わせる。大好物は私の手からたくさん与えました。だからか少し太ら せていしまいました。
・一日の生活サイクル ・運動・遊び
暗くすると活発に動き回ります。時々ねずみのように同じところを何度も何 度も休みなくくるくる回ります。「つり輪」や「くるくるまき」などで遊び、 ゲージの中で巣箱に入ったり出たりタオルをかじって糸を引っぱりだしたりし ます。 たまに軍手をして片手をゲージに入れるとかじって遊びます。ゆらゆらゆら したり高くあげてストンと下へ降ろすと喜んでいるようです。
・睡眠
朝9時ごろ〜夜11時ごろまで起こさなければぐっすりおやすみです。たま に、ゴソゴソと居心地のいいように動いているようです。ただ眠いのに巣箱や 別荘を覗くと歯をむき出して怒るのは「もみじ」です。
・排泄
おしっこは1日それぞれ3〜4回位で、うんちは「ぬくぬく」がこげ茶色で 長さ3mm位、「もみじ」はおうど色で長さ5mm位、たまに2mm位のを3 つほどらせん状にして1日3回づつ位だします。
・鳴き声
4種類の鳴き声があるそうですが、あき家ではまだ上3種類しか聞き分けられ ていません。 「アンアン」意味は分かりませんが犬が鳴いているみたいです。 「ジコジコ」仲間と話しているみたいです。 「ギギギギ」警戒して怒ってます。あき家へ来たとき「もみじ」が鳴きまくり ました。 「チチチチ」まだ聞いたことないです。 おいしいものを食べるときは「ウヒウヒ」「ウククク」といってがっついてい ます。![]()
・部屋遊び・別荘
我が家にきて2晩続けてゲージ脱走を成功させたせいかとても外に出たがり ます。(まるばねさんのところで夜1時間ほど部屋で遊ばしてもらっていたよ うです)特に夜中ゲージに近づくと「だしてくれぇ〜」とおっきな目で訴え、 ゲージを一回りしては訴え、また訴えます。それを何度も繰り返すのですが、 パワー全開時に外に出すと捕まえるのに3時間はかかる、つまり遊び疲れるま では捕まえられないので、朝7時半ごろから小一時間ゲージからだして部屋で 遊ばせます。(睡眠の時間が近いので1時間位で眠た〜いといって私の上着の 中へ入っていくる) 最近は慣れて、私の頭のてっぺんまで登っては踏み台にしてそこからカーテ ンやゲージにジャンプするのです。(顔を壁や踏み台にしないでくれ〜、痛い のだ)またゲージなどから私へ飛んでくることもあります。大きな目で敏速に 距離を測り歩いていても飛びついてきます。また爪でしっかり掴まっているの で少々振り回しても大丈夫。喜んでいるようです。ただ、ジャンプしても滑り 落ちることが多々あるので、床をピョンピョン飛んで走ります。....が、じっ としていると思ったら必ずそこにおしっこかうんち、またはおしっこ&うんち を置いてくれるのです。「こら〜」と半分笑って掃除をします。
遊び足りたら別荘の「うさぎの足」に入って寝ます。ずっと寝ます。昼間は 全く出てこないので少し不安はあるけれど部屋を閉めて留守にすることもあり ます。(夜はゲージの中)なかなかうさ足を気に入っているようで、ここ2. 3日は誘導すると自ら入っていきます。いい傾向です。
・おもしろいこと
フクロモモンガも寝起きにあくびをします、そしてのびをします。のびは何 回でもします。あくびは下の歯をみせてします。のびは皮膜を最大限にのばし てトランプがそりかえったような形になってします。何度見てもかわいらしく て笑ってしまうのです。
・こわいこと
栄養が足りすぎてるのか運動不足かちょっと肥満気味でちょっと心配。蛋白 質や脂肪の与えすぎ、ビタミン不足は繁殖上問題をおこしたり、死を招くそう です。 _ えさの与え方の善し悪しにかかっているので今後注意必要です。 _理想はたくさん子供を産んでもらって、山を買ってそこで飼いたいけど、まあ 叶うのは相当難しそうなので、大きな温室のようなゲージをつくって、木を植 えて、木から木へ滑空してもらいたいんだな〜。だってモモンガだもんね〜。 皮膜をつかって何十メートルも飛んでほしいもんね〜。・・・いつになること やら。 _ 以上見たり聞いたり感じたことを勝手に書きました。失礼しました。 文章は、あきの奥さんのちこぴ〜まんでした。