「冬景色」

作詞作曲者不詳/文部省唱歌(五年)

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さ霧(ぎり)消ゆる湊江(みなとえ)
舟に白し、朝の霜。
ただ水鳥の声はして
いまだ覚(さ)めず、岸の家。

(からす)(な)きて木に高く、
人は畑(はた)麦を踏む
げに小春日(こはるび)ののどけしや。
かえり咲(ざき)の花も見ゆ。

(あらし)吹きて雲は落ち、
時雨(しぐれ)降りて日は暮れぬ。
(も)し燈火(ともしび)の漏(も)れ来ずば、
それと分かじ、野辺(のべ)の里。


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